憲法・刑法をメイン素材として【論点】を巡る学説を可能な限りシンプルに分析したり、【過去問】の分析などをしてます。 理系からロースクールに入学した女学生・【神渡(カント)さん】と、男性教授・【玄人(クロード)先生】の対話などを主として物語は進みます。 単に学説を分析するだけではなく、その分析結果を過去問や判例の理解にどう活かせるかについても検討する予定です。

【対話】 司法試験論点分析』-刑事訴訟法ゼミ-<開講>

流相:神渡さん、今日僕、照田(デリダ)先生の刑事訴訟法ゼミに出席するんだけど、神渡さんもどう?

神渡:私、法学部じゃなかったから刑事訴訟法の知識はあまりないの。
講義で知識を得る方に力を入れた方がいいかな、と思っているんだけど・・・

流相:あ~、それはあまりお勧めしないよ!
知識は使える知識にしないといけないから、講義で得た知識を直ぐにゼミで使った方が良いと思うんだ、僕は。

-----ゴン-----

阪奈:使えない断片的な知識しか持っていない流相君!
なに生意気なことを言っているのかしら?

流相:痛っ!
あっ、阪奈女史か。
ハードカバーの本で殴るなよ(怒)!
しかも、本の背かよ。
まったくがさつな女は困るよな!

阪奈:あんたみたいな男は女の敵なの(怒)!
油断も隙もあったものじゃないわね。
行こう、神渡さん。

神渡:あっ、でも流相君が使える知識にするためにゼミを受けた方が良い、って言っていたのはその通りだと思うから、私も刑事訴訟法のゼミを受けようと思うの。

流相:やった~!
神渡さん、2人で頑張って刑訴を得意科目にしようね。

阪奈:はぁ・・・、まったく!
流相は使える知識を持っていないけど、言っているのはその通りだからねぇ・・・

分かった、じゃあしょうがない、私も受講することにする!

流相:はぁ(怒)?
なんで?

阪奈:何か文句ある(怒)!

流相:いや別に・・・(お邪魔虫め・・・)。

阪奈:ところで、照田(デリダ)先生って検察官よね?

流相:うん。
実務家の先生だから、実務の捜査理論を正確に分析してくれるよ。
僕たちは学部では学者の先生に学説をメインに教えてもらったから、判例や実務の考え方は批判の対象にすぎなかったわけだけど、照田先生のおかけで判例や実務の考え方にも一理あることが分かったんだ。
とても良い先生だよ。
検察官だけあってノリが体育会系だけどね。
阪奈と気が合うかもな!

流相:相変わらず一言多いわね!

-----コンコン-----

照田:開いてるぞ~。

阪奈:阪奈です、失礼します。

神渡:始めまして、神渡です。失礼します。

流相:流相です、失礼します。

照田:感心感心、ちゃんと挨拶できているな!
挨拶しないで入ってくる奴がたまにいるんだよ。
そういう奴は笑顔で追い返すけどな(笑)。
おっ、流相、今日は両手に花か?

流相:いえいえ、照田先生、片手に花ですよ!
1人は女じゃないですから!

阪奈:流相が神渡さんを男だって言っているわよ!

流相:違うよ、阪奈のこと!

照田:まぁ、そんなことはどうでも良いよ。
今日から君と君もこのゼミに加わるわけだ。

阪奈:はい。
阪奈です。よろしくお願いします。

神渡:私は神渡と申します。
理系の出身です。
刑訴はまだ勉強したてですけど、これからよろしくお願いします。

照田:OKOK!
勉強したいという学生は大歓迎だ!
僕は検察官だから刑事実務の刑訴の考え方を中心にゼミを進めていくけど、重要な学説についても触れていくから心配しないでくれ。
裁判官や実務家だって一応学説は勉強しているんだ。
このゼミでは、基本的に
佐々木正輝・猪俣尚人『捜査法演習-理論と実務の架橋のための15講-』(立花書房、平成20年)を使っていく。
また、学者の本としては、
緑大輔『刑事訴訟法入門』(日本評論社、2012年)
などを使おうと思う。
平野先生や團藤先生の刑訴法の本を使うこともあるかもしれないな。

阪奈:分かりました。

神渡:私も分かりました。
先生がおっしゃる2冊の本は準備しておきます。

照田:いい心がけだ。
本はちゃんと買って読まないとな!
最近の学生はちゃんとした本を買わないですまそうという傾向があるが、その道のプロになろうという人間がそういうことではダメだ!
良い本をちゃんと読むようにしよう。

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