憲法・刑法をメイン素材として【論点】を巡る学説を可能な限りシンプルに分析したり、【過去問】の分析などをしてます。 理系からロースクールに入学した女学生・【神渡(カント)さん】と、男性教授・【玄人(クロード)先生】の対話などを主として物語は進みます。 単に学説を分析するだけではなく、その分析結果を過去問や判例の理解にどう活かせるかについても検討する予定です。

タグ:過去問

『連結点』について【国際私法過去問・平成27年】―夫婦財産制<2>―【対話】司法試験論点分析(国私過H27・その2)

錆新: じゃ、まず、『単位法律関係』の性質から決定しましょう。  本問は、どういう『単位法律関係』かしら? 流相: それは問題文にも「夫婦財産制」と書かれていますから、通則法26条1項の「夫婦財産制」です。 阪奈: そこは問題ないわね…

詳細を見る

憲法過去問(平成27年)その2―利益侵害論<2>と保護範囲論―【対話】司法試験論点分析

阪奈: 過去の表現・発言を理由に正式採用をしなかったことがBにどういう利益侵害をもたらしたのか?ということですね。 払猿: そういうことです。  どうでしょう? 流相: Bの信条を理由にBに不利益を課すものとして憲法19条違反の問題に…

詳細を見る

憲法過去問(平成27年)その1―利益侵害論<1>―【対話】司法試験論点分析

払猿: 今回は、平成27年の憲法過去問を分析しましょう。  皆さん、少なくとも問題文は読み込んでいますね? 流相: もちろんです、払猿先生! 阪奈: 私もです。 神渡: 私も読んできました。 払猿: 皆さん読んできているようで良か…

詳細を見る

判例は読み飛ばさないこと【対話】司法試験論点分析◇合格方法論◇13

神渡: 公訴権濫用論に触れた昭和55年裁決を読んでみますと、こう書いてあります。 (検察官の裁量権の逸脱が公訴の提起を無効ならしめる場合のありうることを否定することはできないが、)それはたとえば公訴の提起自体が職務犯罪を構成するよ…

詳細を見る

取捨選択の判断が問われます。【対話】司法試験論点分析◇刑法過去問講義-その27-◇平成26年度[刑事系科目 第1問]

阪奈: こんなものかしら、本問は。  考え方によっては、乙には何ら犯罪が成立しない場合があるわね。 流相: そうだね。  監護権者が複数いる場合なんて考えたこともなかったよ。  意外に難しかったように思う。  不作為の共犯なんて、…

詳細を見る

(衰弱していた)Aを甲方から連れ出すために甲方に立ち入る行為と正当防衛の成否【対話】司法試験論点分析◇刑法過去問講義-その26-◇平成26年度[刑事系科目 第1問]

神渡: 判例の見解をとって監護権者甲の意思を監護権者乙より優先するとした場合、乙のA連れ去り行為に未成年者略取誘拐罪は成立するということなのですね。  でも、Aの世話をしないでAを殺そうとしていた甲の監護権を乙の監護権よりも優先させること…

詳細を見る

未成年者略取誘拐罪の保護法益 【対話】司法試験論点分析◇刑法過去問講義-その25-◇平成26年度[刑事系科目 第1問]

流相: 管理権者を実質に即して判断すべきといっても、建物を実質的に管理している人ってどう判断するの? 阪奈: そこは、 ・家賃を誰が支払っているか? ・誰が住んでいるか? で判断すればいいんじゃないの。 流相: とすると、甲方の管…

詳細を見る

住居侵入罪の検討も気が抜けません!【対話】司法試験論点分析◇刑法過去問講義-その24-◇平成26年度[刑事系科目 第1問]

阪奈: じゃ次は、最後。  乙の罪責を検討しましょう。 流相: はいはい、乙は、甲に無断でAを連れ去ろうと考えて、Aを甲に無断で甲方から連れ去っているから、その無断連れ去り行為に未成年者略取誘拐罪(224条)が成立するのではないかを検討…

詳細を見る

丙はAの生命の危険を支配していると言えるのだろうか?【対話】司法試験論点分析◇刑法過去問講義-その23-◇平成26年度[刑事系科目 第1問]

神渡: 丙の新たな不作為について殺人罪が成立しないかを検討するわけですね。 阪奈: その必要はあるわ。  <行為の危険性支配>と<因果経過の支配>への当てはめが必要になるわね。 流相: とはいえ、既に甲がAの生命の危険を創出支配して、…

詳細を見る

丙の新たな不作為に殺人罪が成立しないか?【対話】司法試験論点分析◇刑法過去問講義-その22-◇平成26年度[刑事系科目 第1問]

玄人: 不作為正犯の犯罪遂行を困難にする(思いとどまらせる)だけの人的関係が不作為正犯との間にあったか、という基準に当てはめてみてくれ。 流相: え~と、どこにそんな事情がありましたっけ?  ちょっと待ってくださいよ・・・  あっ、 …

詳細を見る

不作為共犯の作為義務の内容は?【対話】司法試験論点分析◇刑法過去問講義-その21-◇平成26年度[刑事系科目 第1問]

流相: じゃあ、不作為による幇助の作為義務の判断基準はどうなりますか?  甲の作為義務を検討した際の基準(排他的支配説)とは違うことになりそうですが・・・ 玄人: 当然そういう質問になる。  神渡さんの質問もそういうことだ。  (1…

詳細を見る

作為正犯を不作為で幇助する典型例から考える!【対話】司法試験論点分析◇刑法過去問講義-その20-◇平成26年度[刑事系科目 第1問]

神渡: <行為の危険性支配>と<因果経過の支配>の検討ですか?  幇助の場合もその基準で良いのですか? 玄人: 良い質問だ!  そもそも「幇助」とは? 神渡: 実行行為以外の方法で実行行為を容易にする、促進する行為です。 玄人: …

詳細を見る

同棲していた丙に、不作為による殺人罪は成立するのだろうか?【対話】司法試験論点分析◇刑法過去問講義-その19-◇平成26年度[刑事系科目 第1問]

玄人: 次は、丙の罪責だ。  どうなる? 流相: 甲と同棲していた丙の罪責ですね。  え~と、丙は7月2日昼前に甲が全くAに授乳等をしないことに気づき、甲の意図を察知しました。  しかし、丙はAに授乳しないのは甲の責任だから、このま…

詳細を見る

購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信することができます。

16人の購読者に加わりましょう

参加ブログランキング

応援クリックのご協力お願いします!!
 ↓   ↓   ↓   ↓  
にほんブログ村 資格ブログ 司法試験へ

Twitter

About CopyRIght

※当ブログにおける文章および内容・キャラクターは当ブログオリジナルのものであり、著作権は当サイトにあります。
商用・私用を問わず当サイトの著作権記載の無い【無断転載・無断印刷・無断複製、模倣および転用】を固く禁じております。

※当サイトは司法試験に関するブログやサイトに限り、リンクフリーです。サイト名とリンクをお間違えの無いようお願いいたします。
また、当ブログへのコメント・トラックバック、クレジット付きのリンク引用などは歓迎しております。
その場合、連絡は不要です。

※不明な点や疑問点、ご指摘等ございましたら、下記問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。


テキストリンクは以下をコピペでどうぞ。
<a href="司法試験分析.com">司法試験分析.com</a>

問い合せフォーム