憲法・刑法をメイン素材として【論点】を巡る学説を可能な限りシンプルに分析したり、【過去問】の分析などをしてます。 理系からロースクールに入学した女学生・【神渡(カント)さん】と、男性教授・【玄人(クロード)先生】の対話などを主として物語は進みます。 単に学説を分析するだけではなく、その分析結果を過去問や判例の理解にどう活かせるかについても検討する予定です。

タグ:判例

本当に”逮捕の必要性”があるのか?【対話】司法試験論点分析◇合格方法論◇9

流相: ということは、この事案で、政治ビラ配布行為をした人が、 ・逃亡の虞がなく、 かつ ・罪証隠滅の虞もない、 と認定された場合は、その人を逮捕する必要がない、よって、逮捕状請求は却下すべきで、にも関わらず逮捕状を発付した裁判官の…

詳細を見る

”認定枠組”を設定する必要があります。【対話】司法試験論点分析◇合格方法論◇8

神渡: 私としては、逮捕の必要性を厳格に解するという点に憲法論が働いているのかな?と思ったのだけど・・・ 流相: 具体的に言うと? 阪奈: ちょっと、あんたも少しは考えてみなさいよ! 流相: ・・・(相変わらず怖っ!) 神渡: 刑訴…

詳細を見る

憲法の問題だからといって、常に違憲・合憲の結論になるわけではありません。【対話】司法試験論点分析◇合格方法論◇7

上場: 令状裁判官は、 ・被疑者の年齢や境遇 ・犯罪の軽重や態様 ・その他諸般の事情 を考慮して逮捕の必要性を判断します。  ここまで分析をすれば、どういう憲法論を展開すればよいのか分かったのではないですか?  流相君! 流相…

詳細を見る

議論の土俵を設定するには、国家行為の法的根拠を探す作業が必要です。【対話】司法試験論点分析◇合格方法論◇6

流相: どの国家行為を対象とするかで何か変わってきますか? 上場: 変わってきます。  議論の土俵が変わってくるのです。 流相: どう変わってくるんでしょうか? 上場: ヒントとしては、国家行為には必ず法的根拠がありますね。  で…

詳細を見る

国家行為の発掘作業【対話】司法試験論点分析◇合格方法論◇5

上場: まぁ、法律をたくさん勉強していてもスタート部分でつまずく人はかなりいますので、心配しないでください。  この事案で甲は誰のどの行為に不満を持つのでしょうか? 流相: そこはやはり、反戦ビラ配布という表現行為に刑罰が科されるという…

詳細を見る

事案の法的分析の出発点【対話】司法試験論点分析◇合格方法論◇4

上場: 判例百選でも意識して読めば十分に実務家の仕事の過程を読み取ることができます。 流相: そうなんですか?良かった。  なにか具体例で説明していただけると助かります。 上場: そうですねぇ・・・  私は憲法の専門家ではありません…

詳細を見る

判例創造の過程を追いかけること!【対話】司法試験論点分析◇合格方法論◇3

上場:・専門知識 ・法的分析力 ・構成能力 ・論述能力 以外に、司法試験法はどういう評価基準をあげていますか? 流相: まだあるんですか?  え~と、あっ!司法試験法3条4項に 司法試験においては、その受験者が裁判官、…

詳細を見る

『「本件認可」の処分該当性判断』 【対話】司法試験論点分析◇行政法過去問講義-その20-◇平成25年度〔第2問〕

神渡: 「処分」概念は、“権利訴訟”と“行為訴訟”を切り分ける概念です。  そして、“行為訴訟”は、公権力を行使する行政の公益判断を法律に照らして争う訴訟です(“行政の法律適合性”)。  ということは、公権力行使の適法性を問う必要がある…

詳細を見る

『”ファイナル性”がないのに、何故「処分」に該当するのか?病院開設中止勧告事件(最判平成17年7月15日)』 【対話】司法試験論点分析◇行政法過去問講義-その19-◇平成25年度<第2問>

富公: 先の最高裁判決は、今阪奈さんがおっしゃったような判断をしたのだろうと思います。  つまり、通達を定めた主体(厚生大臣)の判断に従って指定拒否がなされるわけですから、先ほど神渡さんが例に挙げた教唆犯の場合と同様、厚生大臣の通達を定め…

詳細を見る

『”ファイナル性”はあるのか?病院開設中止勧告事件(最判平成17年7月15日)』 【対話】司法試験論点分析◇行政法過去問講義-その18-◇平成25年度<第2問>

富公:病院開設中止勧告事件判例(最判平成17年7月15日)は、勧告の「処分」該当性について、どう判断しましたか? 流相:まず、結論として、 勧告は、行政事件訴訟法3条2項にいう『行政庁の処分その他公権力の行使に当たる行為』に当た…

詳細を見る

『病院開設中止勧告事件判例(最判平成17年7月15日)におけるファイナル性の判断』 【対話】司法試験論点分析◇行政法過去問講義-その17-◇平成25年度<第2問>

富公:では、病院開設中止勧告事件(最判平成17年7月15日)におけるファイナル性の判断を見てみましょう。 この事件当時は、医療法と健康保険法は、今の医療法と健康保険法の内容と違っていました。 どう違っていたのかというと、勧告不服従が指定…

詳細を見る

『個別的法効果~公立保育園廃止条例の取消訴訟(最判平成21・11・26)~』 【対話】司法試験論点分析◇行政法過去問講義-その12-◇平成25年度<第2問>

富公:(3)「個別的」法効果であること で問題となることは何でしょうか? つまり、(3)で排除される国家の行為はどういったものでしょうか? 神渡:国民一般に法効果を及ぼす国家の行為が排除されると思います。 富公:具体的には? 流相…

詳細を見る

【対話】司法試験論点分析-判例分析講座~嫡出性の有無による法定相続分差別-終~<憲法>(3)

払猿:“判例の射程”に関わってくる問題がこの判例にはありますね。 先例としての事実上の拘束性について 払猿:という見出しの部分以下がそれです。 この判例では、違憲となる時期について明示しています。 その明示部分(…

詳細を見る

購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信することができます。

16人の購読者に加わりましょう

参加ブログランキング

応援クリックのご協力お願いします!!
 ↓   ↓   ↓   ↓  
にほんブログ村 資格ブログ 司法試験へ

Twitter

About CopyRIght

※当ブログにおける文章および内容・キャラクターは当ブログオリジナルのものであり、著作権は当サイトにあります。
商用・私用を問わず当サイトの著作権記載の無い【無断転載・無断印刷・無断複製、模倣および転用】を固く禁じております。

※当サイトは司法試験に関するブログやサイトに限り、リンクフリーです。サイト名とリンクをお間違えの無いようお願いいたします。
また、当ブログへのコメント・トラックバック、クレジット付きのリンク引用などは歓迎しております。
その場合、連絡は不要です。

※不明な点や疑問点、ご指摘等ございましたら、下記問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。


テキストリンクは以下をコピペでどうぞ。
<a href="司法試験分析.com">司法試験分析.com</a>

問い合せフォーム