憲法・刑法をメイン素材として【論点】を巡る学説を可能な限りシンプルに分析したり、【過去問】の分析などをしてます。 理系からロースクールに入学した女学生・【神渡(カント)さん】と、男性教授・【玄人(クロード)先生】の対話などを主として物語は進みます。 単に学説を分析するだけではなく、その分析結果を過去問や判例の理解にどう活かせるかについても検討する予定です。

【対話】司法試験論点分析-答案の書き方<結論から書くべきか?>-1

神渡:阪奈さん、司法試験の答案ってどう書くの?

阪奈:“どう書くの?”って言われてもねぇ・・・

流相:あ~、それはだねぇ、問題提起から書くんだよ!!

阪奈:また、流相かぁ(怒)。
よく私たちの前に現れるけど、もしかして私のことが好きなの??

流相:はぁ!?
今、ナント?

阪奈:私は嫌いです!!

流相:いやいや、僕まだ何も言っていませんから~~。
阪奈女史は自意識過剰ですな。

阪奈:ま、冗談よ(怒)。
(流相なんかに好かれても迷惑だわ)
ところで、あんたに答案の書き方が分かるわけ?

流相:“分かるわけ?”
って、何故疑問文?
問題提起から書くに決まっているでしょう。
皆そうしているわけだし。

阪奈:皆がそうしているから正しいとは限らないわよ?
“赤信号みんなで渡れば怖くない”
状態かも知れないし・・・

神渡:あの~、私がこんな疑問を持ったのは、この【特別企画】を読んだからなの。
田中嘉寿子
『結論から書く司法試験答案-実務教育としてのリーダー・フレンドリーな答案の書き方』
法学セミナー59巻9号32頁以下(2014年9月)。

この中で、田中先生は
『「結論から書きなさい」』
と指導されている、とのことだったの。

流相:あ~、その特別企画か。

阪奈:えっ?
流相読んだの?

流相:いや、未だ。

阪奈:何それ(怒)!

流相:ローのライブラリーにあったのをちょっと見たんだよ。
「はじめに」だけを読んだんだけどね。

阪奈:私は知らなかったわ。

神渡:この記事で、田中先生は次のように言っているの。

結論から書き始めず、「~が問題となる。」などと書き始めて論証が続いた後結論が次の頁にやっと出てくるなどという書面は実務ではあり得ない(・・・筆者は約25年振りにこのような不可解な文章を読まされて採点時に強いストレスを感じた。)。

神渡:とあるのよ(田中・前掲法学セミナー33頁注(1))。

阪奈:あらら・・・

神渡:で、答案ってどう書いたら良いんだろうって悩んでいるわけ。

阪奈:悩むも何も、
“結論から書きなさい”というわけだからねぇ。

神渡:ちょっとやってみたのだけど、できないの。
だから困っているのよねぇ。

流相:よし!分かった。

阪奈:ちょ、いきなり大声出さないでよ(怒)!
耳が痛いでしょ!!

流相:田中先生は、検察官だから、刑事系だな。
じゃあ、今日中に僕と阪奈はこの記事を読んで、明日玄人先生に質問に行こう!

---次回へ続く---

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