憲法・刑法をメイン素材として【論点】を巡る学説を可能な限りシンプルに分析したり、【過去問】の分析などをしてます。 理系からロースクールに入学した女学生・【神渡(カント)さん】と、男性教授・【玄人(クロード)先生】の対話などを主として物語は進みます。 単に学説を分析するだけではなく、その分析結果を過去問や判例の理解にどう活かせるかについても検討する予定です。

解法獲得のコツは?【対話】司法試験論点分析◇合格方法論◇17

流相: ”管理権者の意思”というものを、個人的レベルで捉えるのではなく、”言論市場の窓口”を維持して健全な民主主義を実現するという憲法のレベルも考慮に入れて解釈し直す、という神渡さんのアイディアは難しい議論です。
 そもそもですが、そこまで検討する必要はあるんですか?
 試験のレベルを超えているような気もしますが・・・

上場: 超えているでしょうね。
 しかし、試験のレベルを超えているかどうかなんて気にしていたら、試験に合格する確率を下げるように思いますけどね。

流相: しかし、上を見ればきりがない・・・

阪奈: 下を見れば後がないわよ!

神渡: ふふふ(笑)

上場: 流相君がそういうのもよく分かるんですけどね・・・
 でも、この事件を憲法論としてどう構成するか?というのを徹底的に考えてみるというのも試験勉強では必要です。
 全ての事案でそうする必要はないのですが、徹底的に考えてみるという作業を少しでもしてみるということは合格には必要だと思いますよ。

流相: それは僕もよく分かるんですが・・・
 なかなかできません。

上場: 皆さんは、考えるだけの材料は既に十分に持っているんですよ。
 要は、その材料をどこでどう使って料理をするか?ということなんです。

流相: りょ、料理ですか?

上場: 意外ですか?
 こう見えても、私は料理をするんです。
 料理では、順番が重要だったりします。
 料理の”さしすせそ”とかがそれを表しています。
 同じ材料を使っても、順番が違うと別の料理になったりするんですね。
 それと同じことです。
 適材を適所で使って調理することが重要です。

流相: それが問題なんです。
 何が”適材”で、どこが”適所”なのか?
 それが分からない・・・

上場: そこを理解することが勉強の一番のポイントなんですけどね、それだけに、一番難しい、と言っていい部分です。

流相: コツはありませんか?

阪奈: そのコツをこれまでの検討で具体的に明らかにしてきたんじゃない!

流相: そうなんだけど、もうちょっと抽象的な理解を得たいんだよ。
 こうすれば解けるみたいな解法というの?

阪奈: そんな上手い解法あるわけないじゃない!

上場: 上手い解法というのを伝えることは難しいのですが、個々の法に「思考枠組」というのがあるので、それを理解することがコツ獲得への近道でしょうね。

流相: 「思考枠組」ですか?

---次回へ続く---

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