憲法・刑法をメイン素材として【論点】を巡る学説を可能な限りシンプルに分析したり、【過去問】の分析などをしてます。 理系からロースクールに入学した女学生・【神渡(カント)さん】と、男性教授・【玄人(クロード)先生】の対話などを主として物語は進みます。 単に学説を分析するだけではなく、その分析結果を過去問や判例の理解にどう活かせるかについても検討する予定です。

カテゴリー:抽象的事実の錯誤論

殺人罪と同意殺人罪との包含関係―【抽象的事実の錯誤論】4―司法試験【対話式 論点分析】

玄人: 要するに、違法の量の軽重と構成要件の重なり合いは別なんだよ!  もし、同じだとすると、器物損壊罪と殺人罪に重なり合いが認められてしまうはずだ、なぜなら、違法の量は前者が軽く後者は前者を含み重いからだ。  でもそんな結論を認める学…

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違法の量の軽重と構成要件の重なり合い―【抽象的事実の錯誤論】3―司法試験【対話式 論点分析】

流相: 認識不要説・必要説がなんか関係ありますか? 玄人: 関係する!  殺人罪と同意殺人罪とが重なり合うかどうか、要するに、軽重の関係にあるかどうかに関係してくるからな。 流相: はぁ…。 阪奈:・認識必要説は、同意殺人罪が成立す…

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同意殺の故意の認識内容―【抽象的事実の錯誤論】2―司法試験【対話式 論点分析】

玄人: Xが被害者Yの同意を得たと誤信して、Yをナイフで刺し、Yを殺した という事例で殺人罪は成立しないが、同意殺人罪は成立する。  その理屈はどうなってる? 流相: 通常、同意殺の認識は殺人罪の不法の量の一部ですから、殺人…

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錯誤論で迷わないために―【抽象的事実の錯誤論】1―司法試験【対話式 論点分析】

神渡: 錯誤論って難しいわね。 阪奈: そうなのよ。様々な知識が必要になるから。 神渡: 玄人先生の講義、今日は抽象的事実の錯誤論よね?  疑問を解決しなくちゃ。 阪奈: 神渡さんは、どっかのヤツとは違って視点が鋭いから凄いと思うわ…

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