憲法・刑法をメイン素材として【論点】を巡る学説を可能な限りシンプルに分析したり、【過去問】の分析などをしてます。 理系からロースクールに入学した女学生・【神渡(カント)さん】と、男性教授・【玄人(クロード)先生】の対話などを主として物語は進みます。 単に学説を分析するだけではなく、その分析結果を過去問や判例の理解にどう活かせるかについても検討する予定です。

カテゴリー:行政法過去問分析

『処分性』判断のまとめ-終【対話】司法試験論点分析◇行政法過去問講義-その26-◇平成25年度〔第2問〕

富公: さて、この問題、平成25年度〔第2問〕〔設問1〕では、C県知事の本件定款変更の認可(本件認可)に処分性が認められるかどうかを検討する必要がありました。  いままで、本件認可の処分性を検討してきましたね。  最後に、簡単に筋を追っ…

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本件認可に“ファイナル性”はあるのか?【対話】司法試験論点分析◇行政法過去問講義-その25-◇平成25年度〔第2問〕

富公: この個別的法効果は、本件認可から生じるでしょうか? 流相: 生じると思うんですけど? 富公: その根拠は何ですか? 流相: 本件認可をきっかけとして個々の組合員への個別的法効果が生じているからです。 富公: 本件認可を”きっ…

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賦課金の具体的仕組みについて【対話】司法試験論点分析◇行政法過去問講義-その24-◇平成25年度〔第2問〕

流相: 賦課金の具体的な仕組みは、どう検討していったら良いのでしょうか・・・ 富公: まず、本件定款変更の内容はどういったものでしたか? 流相: えっと、賦課金の新設を内容としたものです。 富公: そうですね。  賦課金の決定・徴収…

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本件認可と個別的法効果について【対話】司法試験論点分析◇行政法過去問講義-その23-◇平成25年度〔第2問〕

阪奈: つまり、本件認可が、「本件組合」を介して、個々の組合員に、何らかの効果が及ぶかどうかを検討する必要があります。 流相: あ~~、そうか、なるほどぉ。  ということで、「個別的」効果の検討をするわけですね。 富公: そうです。 …

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『土地区画整理組合の法的性格』 【対話】司法試験論点分析◇行政法過去問講義-その22-◇平成25年度〔第2問〕

富公: C県職員が 下級行政機関である本件組合に対する本件認可は、処分に該当しない 富公:と明言したのは何故でしょうか?  C県側はどういう考え方に立脚していますか? 阪奈: 処分要件該当性判断基準にいうところの…

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『処分該当性判断基準に照らした本件認可の処分性の検討』 【対話】司法試験論点分析◇行政法過去問講義-その21-◇平成25年度〔第2問〕

富公: 問題文はどうなっていましたか? 流相: え~と、 本件認可は、取消訴訟の対象となる処分に当たるか。土地区画整理組合及びこれに対する定款変更認可の法的性格を論じた上で、本件認可の法的効果を丁寧に検討して答えなさい。 …

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『「本件認可」の処分該当性判断』 【対話】司法試験論点分析◇行政法過去問講義-その20-◇平成25年度〔第2問〕

神渡: 「処分」概念は、“権利訴訟”と“行為訴訟”を切り分ける概念です。  そして、“行為訴訟”は、公権力を行使する行政の公益判断を法律に照らして争う訴訟です(“行政の法律適合性”)。  ということは、公権力行使の適法性を問う必要がある…

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『”ファイナル性”がないのに、何故「処分」に該当するのか?病院開設中止勧告事件(最判平成17年7月15日)』 【対話】司法試験論点分析◇行政法過去問講義-その19-◇平成25年度<第2問>

富公: 先の最高裁判決は、今阪奈さんがおっしゃったような判断をしたのだろうと思います。  つまり、通達を定めた主体(厚生大臣)の判断に従って指定拒否がなされるわけですから、先ほど神渡さんが例に挙げた教唆犯の場合と同様、厚生大臣の通達を定め…

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『”ファイナル性”はあるのか?病院開設中止勧告事件(最判平成17年7月15日)』 【対話】司法試験論点分析◇行政法過去問講義-その18-◇平成25年度<第2問>

富公:病院開設中止勧告事件判例(最判平成17年7月15日)は、勧告の「処分」該当性について、どう判断しましたか? 流相:まず、結論として、 勧告は、行政事件訴訟法3条2項にいう『行政庁の処分その他公権力の行使に当たる行為』に当た…

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『病院開設中止勧告事件判例(最判平成17年7月15日)におけるファイナル性の判断』 【対話】司法試験論点分析◇行政法過去問講義-その17-◇平成25年度<第2問>

富公:では、病院開設中止勧告事件(最判平成17年7月15日)におけるファイナル性の判断を見てみましょう。 この事件当時は、医療法と健康保険法は、今の医療法と健康保険法の内容と違っていました。 どう違っていたのかというと、勧告不服従が指定…

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『個別行政法を使ったファイナル性の判断~“権限”の意味と関連して~』 【対話】司法試験論点分析◇行政法過去問講義-その16-◇平成25年度<第2問>

神渡:勧告する主体は「都道府県知事」(医療法30条の11)ですが、指定拒否する主体は「厚生労働大臣」で(健康保険法65条4項柱書)異なっています。 勧告(都道府県知事)  ⇓ 不服従  ⇓ 指定拒否(厚生労…

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『個別行政法を使ったファイナル性の判断』 【対話】司法試験論点分析◇行政法過去問講義-その15-◇平成25年度<第2問>

富公:言葉の本来の意味での“直接性”が認められなくても判断の最終性があるならば、判例の「処分」概念にいう「直接」性を充たすという理解で良いと思います。 “ファイナル性”を手始めに実際の法令を使って検討してみましょう。 ・医療法と ・健…

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『ファイナル性と直接性』 【対話】司法試験論点分析◇行政法過去問講義-その14-◇平成25年度<第2問>

神渡:ですが、富公先生、直接性のことを先ほど、“ファイナル性”と整理されていました。 “直接性”と“ファイナル性”は違う気がするのですが・・・ 富公:おっ! 良いところに気がつきました。 “ファイナル”とはどういう意味ですか? 神…

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