憲法・刑法をメイン素材として【論点】を巡る学説を可能な限りシンプルに分析したり、【過去問】の分析などをしてます。 理系からロースクールに入学した女学生・【神渡(カント)さん】と、男性教授・【玄人(クロード)先生】の対話などを主として物語は進みます。 単に学説を分析するだけではなく、その分析結果を過去問や判例の理解にどう活かせるかについても検討する予定です。

カテゴリー:民事系

【対話】司法試験論点分析-民事訴訟法-過去問講義-8<既判力・平成10年第2問>

流相:じゃ、建物買取請求権を後訴で行使することは前訴確定判決の判断内容と矛盾するということになる。 よって、小問3の建物買取請求権を行使して前訴確定判決の効力を争うことはできない、ということになる・・・? 阪奈:ノンノン! ここからが…

詳細を見る

【対話】司法試験論点分析-民事訴訟法-過去問講義-7<既判力・平成10年第2問>

神渡:でしたら、前訴確定判決に生ずる既判力は訴訟物である土地明渡請求権の存否にのみ生じ、建物収去義務にまでは既判力は生じないのではないですか? 流相:ふ~む、 たしかに! 既判力は訴訟物たる権利の存否にのみ生ずるわけだから・・・。 …

詳細を見る

【対話】司法試験論点分析-民法-過去問ゼミ(詐欺取消前の第三者-1-)<平成18年 第1問>8

初戸:では、大問2です。 事案はどうなっていましたか? 流相:えっと、 AがBに甲絵画を売却し、BがCに甲絵画を売却した後に、AがAB間の売買契約をBの詐欺を理由に取り消した、という事案です。 論点的には、「詐欺取消前の第三者」の問…

詳細を見る

【対話】司法試験論点分析-民法-過去問ゼミ(他人物売買-3-)<平成18年 第1問>7

初戸:561条の担保責任ではどういう処理がされるのでしょうか? 神渡:561条によると、買主は他人物の所有権を取得することができないとき、契約を解除することができます。 ただ、契約時に契約目的物が他人物であることを知っていたときは、損害…

詳細を見る

【対話】司法試験論点分析-民法-過去問ゼミ(他人物売買-2-)<平成18年 第1問>6

流相:難しい議論って何ですか? そんな議論に踏み込もうとは思っていないんですけど・・・ 初戸:まァ、半分は冗談ですから。 BがCに売却した甲絵画をAに返還しなければならないとき、なぜ、CはAにその甲絵画をAに返還しないといけないのです…

詳細を見る

【対話】司法試験論点分析-民法-過去問ゼミ(他人物売買)<平成18年 第1問>5

初戸:次は、1(2)の問題にいきましょう。 まず、流相君、問題を整理してください。 流相:はい! Bから甲絵画を買ったCが甲絵画をAに返還しなければならないときの、BC間の法律関係について聞かれています。 初戸:どう考えますか? …

詳細を見る

【対話】司法試験論点分析-民法-過去問ゼミ(詐欺取消後の第三者)<平成18年 第1問>4

神渡:初戸先生、公信力アプローチと対抗問題アプローチの対立は、これまで不動産取引で議論されてきたように思います。 不動産は動産と違って即時取得制度がありません。ですので、既存の制度である177条の対抗要件でことを決するという判例の考え方も…

詳細を見る

【対話】司法試験論点分析-民事訴訟法-過去問講義-6<既判力・平成10年第2問>

上場:では、最後に小問三を検討しましょう。 小問三はどういう問いですか? 流相:賃貸人Xの賃借人Yに対する建物収去土地明渡請求認容判決(前訴)が確定した後に、YがXに事実審口頭弁論終結前から存在する建物買取請求権を行使すること(後訴)が…

詳細を見る

【対話】司法試験論点分析-民事訴訟法-過去問講義-5<既判力・平成10年第2問>

上場:小問一はこれくらいでいいでしょう。 では、小問二を検討しましょう。何が問題ですか? 神渡:基準時前に相殺適状にあった金銭債権について、基準時後に対当額をもって相殺の意思表示をすることができるか、が問題となります。 上場:どういう…

詳細を見る

【対話】司法試験論点分析-民事訴訟法-過去問講義-4<既判力・平成10年第2問>

上場:民法上は、追認をすることができる時から5年間は取消権を行使することができるのに訴訟ではその権利行使を否定することはいいんでしょうか? 流相:(え~~、そんなこと言われても・・・。判例はそう言っているし・・・) 上場:判例の結論を採…

詳細を見る

【対話】司法試験論点分析-民事訴訟法-過去問講義-3<既判力・平成10年第2問>

上場:平成10年第2問の問題はこうでした。 Yは、Xに対し、次の各事由を主張してそれぞれの確定判決の効力を争うことができるか。 一 XのYに対する売買代金請求訴訟においてX勝訴判決が確定した後、YがXに対し、その売買契約はXにだまさ…

詳細を見る

【対話】司法試験論点分析-民法-過去問ゼミ(詐欺取消後の第三者)<平成18年 第1問>3

流相:公信力アプローチでは、譲受人は前主を権利者と信じたことがその譲受人が保護されるために必要になるんだよね? 逆に言うと、前主が無権利者であるかもしれないと少しでも思っていれば譲受人は保護されないことになるわけだ。 阪奈:そうよ。 …

詳細を見る

【対話】司法試験論点分析-民事訴訟法-過去問講義-2<訴訟物論争>

上場:さて、いきなりですが、訴訟物の議論からしましょう。 難しい議論がありますが、訴訟物論争の基本を理解することが民訴の理解に直結しますので。 訴訟物の理解を済ませた後で訴訟物と関連する過去問を分析しましょう。 では早速ですが、“…

詳細を見る

購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信することができます。

16人の購読者に加わりましょう

参加ブログランキング

応援クリックのご協力お願いします!!
 ↓   ↓   ↓   ↓  
にほんブログ村 資格ブログ 司法試験へ

Twitter

About CopyRIght

※当ブログにおける文章および内容・キャラクターは当ブログオリジナルのものであり、著作権は当サイトにあります。
商用・私用を問わず当サイトの著作権記載の無い【無断転載・無断印刷・無断複製、模倣および転用】を固く禁じております。

※当サイトは司法試験に関するブログやサイトに限り、リンクフリーです。サイト名とリンクをお間違えの無いようお願いいたします。
また、当ブログへのコメント・トラックバック、クレジット付きのリンク引用などは歓迎しております。
その場合、連絡は不要です。

※不明な点や疑問点、ご指摘等ございましたら、下記問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。


テキストリンクは以下をコピペでどうぞ。
<a href="司法試験分析.com">司法試験分析.com</a>

問い合せフォーム