憲法・刑法をメイン素材として【論点】を巡る学説を可能な限りシンプルに分析したり、【過去問】の分析などをしてます。 理系からロースクールに入学した女学生・【神渡(カント)さん】と、男性教授・【玄人(クロード)先生】の対話などを主として物語は進みます。 単に学説を分析するだけではなく、その分析結果を過去問や判例の理解にどう活かせるかについても検討する予定です。

カテゴリー:憲法過去問分析

【比較不能な価値】―憲法過去問(平成24年)―【対話】司法試験論点分析・14・終

阪奈: 今の社会の価値観が多様化している以上、私的な価値観を私的な領域に置いておくと、結局大抵のことは私的領域のこととなる…。  またも珍しく鋭いことを流相が言っている…。 流相: だからその一言は不要だから。 払猿: そこは、長谷部…

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【政教の完全分離は可能か?】―憲法過去問(平成24年)―【対話】司法試験論点分析・13

神渡: ファシズム化について、国家神道・神社神道に罪があったと考えるのか、罪はなかったと考えるのか?ですか…。  難しい…ですね。 払猿: そうですね。神道研究者や神職の方々が様々な議論をしています。  議論を追うこと自体大変ですね。…

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【対極的な理解】―憲法過去問(平成24年)―【対話】司法試験論点分析・12

流相: 神渡さんは、 政治が教会とさえ結びつかなければ宗教と関係しても“政教分離”には反しないということになります…か? と言っていました。  でも、僕は、教会と宗教は切っても切れない不可分の関係だと思うんです。  です…

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【政教分離ー厳格分離VS緩やかな分離】―憲法過去問(平成24年)―【対話】司法試験論点分析・11

流相: 最高裁の定式では、政教分離に反せず合憲とすることが容易となり、レモン・テストでは、逆に違憲とすることが容易となる。 という違いはどうしてるのでしょうか?  ベクトルの向きが真逆ですよね?同じ政教分離の議論なのに… 払…

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【目的効果基準vsレモン・テスト】―憲法過去問(平成24年)―【対話】司法試験論点分析・10

流相: “急がば回れ”か。  聞いたことはあるな!  でも、自分一人では、回っている間に別の所も回って、結局どこを回っていたか分からなくリ、迷子になるんだよ。  全くの非効率!  だから、この場で解決したい。 払猿: それは良い疑…

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【富平神社事件】―憲法過去問(平成24年)―【対話】司法試験論点分析・9

流相: 富平神社事件ね。  たしか、 市有地上に神社施設が存在する状態を解消するため、無償で使用させていた市有地を町内会に譲与したことの憲法適合性が争われていた(長谷部恭男「憲法判例百選Ⅰ[第6版]』(有斐閣、2013年)112…

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【目的効果基準の射程】―憲法過去問(平成24年)―【対話】司法試験論点分析・8

流相: どう明らかなのでしょうか? 払猿: 神渡さんがおっしゃっていたと思いますよ。 流相: 神渡さん、なんて言った? 神渡: えっと、たしか…  相当とされる限度を超えたかどうかの判断基準として「目的効果基準」を使うという文脈、と…

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【津地鎮祭事件判決を読む】―憲法過去問(平成24年)―【対話】司法試験論点分析・7

払猿: “空知太神社判決”の規範については、色々な人が色々なことを言っていて、まだ定説がないというのが現状でしょうね。  大きく、3つの考えがあると言っていいでしょう。 ・事案の性質に着目する見解 ・違憲状態の解消に着目する見…

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【どの文言の問題?】―憲法過去問(平成24年)―【対話】司法試験論点分析・6

阪奈: “まだ、何かあるのぉ?”  じゃない!  条文のどの文言の問題なのか?を確定する必要があるでしょ? 流相: ん?  どういう意味? 阪奈: たとえば、刑法で、防衛の意思の問題があるわよね? 流相: あるね、典型論点だ。 …

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【89条前段の射程が及ぶかの検討】―憲法過去問(平成24年)―【対話】司法試験論点分析・5

流相: 3つもあったっけ?  A寺への助成行為だけだったと思うんだけど? 阪奈: 大きく見るとそうだけど、それは荒っぽい分析でしょ!  問題文にはもっと詳しいことが書かれてあるんだから。 神渡: A寺への助成の内訳が書いてあります。…

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【公金支出と「宗教的活動」該当性】―憲法過去問(平成24年)―【対話】司法試験論点分析・4

流相: 本問で問題となっている国家行為がどの政教分離規定に該当するか、ね。  これは簡単でしょ!  公金支出の89条前段! 阪奈: いきなりそう結論するよりも、まずは問題となっている国家行為が何かを検討しないと!! 神渡: たしかに…

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【各政教分離規定の適用場面】―憲法過去問(平成24年)―【対話】司法試験論点分析・3

流相: 「政教分離規定」の適用場面をしっかりと押さえておく、ということか、確かになぁ。  じゃ、まずよく使われる、憲法20条3項の適用場面から検討しようよ! 阪奈: それが良いわね。 神渡: 条文には次のように規定されているわ。 …

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【法律関係の性質決定】―憲法過去問(平成24年)―【対話】司法試験論点分析・2

流相: とても重要な事案分析 流相:って何だっけ? 阪奈: 国家のどういう行為が問題となっているのか?ということ! 流相: 「利益侵害論」のことかな?  憲法論をする上でのスタート地点だったもん。 阪奈: え~と、政…

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